閉塞性動脈硬化症などの病気



こむら返り(腓返り)は、日常生活でごく頻繁に起こる、足のふくらはぎの部分の筋肉がけいれんを起す症状です。

一般的には「足がつる」と言います。

どなたでも一度は経験したことがあるでしょう。

原因は様々ですが、頻繁に起こり長期間続くようなら、病気などが原因の可能性も考えられます。

実は、こむら返りは、閉塞性動脈硬化症などの病気による症状として現れることがあります。

この閉塞性動脈硬化症は、中年の男性に起こることが多い病気とされ、主に下肢の血管が詰まり、血流が悪くなります。

自覚症状の1つとして、こむら返りが挙げられます。

閉塞性動脈硬化症は、最初、下肢の冷えから始まり、次第にじっとしていても痛みが起こる様になり、ひんぱんに「こむら返り」が起こるようになります。

最終的には歩行困難や、下肢の壊死などの状態を招きます。

閉塞性動脈硬化症は男性に発症する確率が圧倒的に高く、スモーカーや血圧が高い人、糖尿病を患っている人や肥満の人は、発症のリスクがさらに高まります。

放置しておくと症状は次第に悪化し、やがて血液が全く循環しなくなり、下肢の細胞が壊死してしまい、脚を切断しなくてはならなくなることもあります。

閉塞性動脈硬化症は死亡率が高いことでも知られている病気の1つで、世界的なデータでは5年で30パーセント、10年では約半数の患者が死亡すると言われています。

単なる「こむら返り」と思って放置せず、早めに医師の診察を受けましょう。

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