こむら返りは汗をかいた時に起こりやすい


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人間の身体の大部分は水分でできています。

これを「体液(たいえき)」と言います。汗をかいてこの体液の電解質のバランスが崩れると、こむら返りが起こりやすくなります。

電解質(でんかいしつ)とは、水などに溶けている状態で電離して、陽(プラス)と陰(マイナス)のイオンに分解され、その溶液自体が電気を帯びた状態になる物質のことです。

身体の中の体液は、この電解質の性質を利用して循環しています。

そのため、電解質のバランスが崩れると、体液の循環が上手く行われなくなり、血行不良などの不快症状が起こります。

その結果、筋肉の動きが悪くなり、こむら返りが起こりやすくなるというわけです。

こむら返りとは、筋肉が緊張状態になって起こる「けいれん」ですから、筋肉が良い状態を保っていれば、こむら返りはあまり起こりません。

ですから、こむら返りを起さないようにするためには、血液などの体液の循環を良くする必要があるのです。

ここで、注目すべきなのが「電解質」です。

暑い時や運動して汗をかいた時に、水分を補給しようと考えるのは、非常に有用です。

しかし、汗と共に身体の中の電解質も一緒に体外に出てしまうため、水だけを飲むと血液が薄くなり、こむら返りや全身のけいれんが起こりやすくなります。

この症状を抑えるためには、電解質を含んだ飲み物を飲む必要があります。

効果的なのは、少量の砂糖や塩を含んだ「経口補水液」と呼ばれるものです。

体液に近い成分のため吸収が早く、崩れた電解質のバランスを迅速に適切な状態に戻すことができます。